デザイン?性能?家づくりで"お金をかけるべきポイント"を夫婦で話そう

家を建てるとき、「デザインにこだわりたい!」という人もいれば、「とにかく性能が大事!」という人もいますよね。夫婦で価値観が違うと、話し合いがヒートアップしてしまうことも。でも、どちらも"マイホームへの大事な想い"です。

今回は、高浜市・碧南市で家づくりを考えている20代後半〜30代前半のご夫婦に向けて、「デザイン」と「性能」それぞれの大切さ、そしてお金のかけ方のバランスについて考えてみましょう。


【見た目にワクワクする「デザイン」の力】
まず、デザインの魅力は「毎日がちょっと嬉しくなる」こと。
たとえば、木目の美しいフローリングや、開放感のある吹き抜けのリビング、オシャレなキッチン。自分たちの"好き"を詰め込んだ空間は、帰ってくるたびに気分を上げてくれます。
また、デザインが優れた家は、将来的に資産価値が下がりにくい傾向もあります。シンプルで上質な外観、飽きのこない内装は、中古市場でも人気が出やすいんです。
とはいえ、「見た目だけ」で判断してしまうのはNG。夏は暑く冬は風が冷たい地域では、家の中の快適さ=性能がとても重要です。


【長く安心して暮らすための「性能」とは?】
"性能"と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は「住んでからの快適さと安全性」を左右する部分です。
たとえば:
断熱・気密性能が高いと、夏は涼しく冬は暖かく、エアコン代も節約に。
耐震等級が高いと、大きな地震が起きても家族を守れる。
省エネ性能が高いと、光熱費が抑えられ、環境にもやさしい。
見た目よりもずっと地味かもしれませんが、これらは"目に見えない快適さ"として、毎日の暮らしを支えてくれます。
そしてなにより、「住んでから後悔しない家」にするには、この"性能面"にある程度のお金をかけることが、とても大切なんです。


【どこにお金をかける?バランスが大事!】
理想をすべて詰め込もうとすると、どうしても予算オーバーになりがち。でも、安心してください。プロの設計士や工務店に相談すれば、優先順位を整理しながら"ちょうどいい家"を一緒に作ることができます。
たとえば、性能にはある程度しっかり投資し、内装や外観は「後から手を加えられる範囲」でオシャレに仕上げる。あるいは、見た目にこだわりつつ、断熱性能や耐震性は最低限クリアする。
大事なのは、「デザイン or 性能」ではなく、「デザイン × 性能 × 自分たちの暮らし」に合わせてお金のかけ方を調整することです。


【家づくりは"将来の安心"まで見据えて】
家を建てるということは、今の暮らしを快適にするだけでなく、5年後、10年後、そして老後まで見据えた選択でもあります。
たとえば、断熱や気密性を高めることで、光熱費の節約はもちろん、将来的な設備の修理・交換頻度も抑えられます。初期費用は少し上がるかもしれませんが、長い目で見れば「性能に投資してよかった」と思えることがきっと増えていきます。
さらに、最近では各自治体が住宅購入や省エネリフォームをサポートする制度を設けていることも多く、うまく活用すれば費用の負担も軽減できます。

また、子育てや働き方の変化にも対応できるよう、可変性のある間取りを取り入れておくと、ライフステージに応じた暮らし方ができます。
家を買うことは"ゴール"ではなく、"暮らしのスタート地点"。住んでからの安心や快適さも見据えた計画で、「ずっと心地よく暮らせる家」を目指しましょう。

【ふたりの"価値観"で、世界にひとつの家を】
マイホームづくりに正解はありません。でも、「毎日を心地よく過ごしたい」という気持ちは、きっと誰もが同じはず。
夫婦でたくさん話して、価値観をすり合わせながら、「わたしたちにとってベストなバランス」を見つけてください。それがきっと、10年後、20年後も「この家にして良かった」と思える答えになります。

理想の家づくり、ぜひ楽しみながら始めてみてくださいね!

メニュー